お疲れ様です!藤井です。
人に教える時に注意することは? という成田さんのご質問ですが、
① すべてを言わない・教えない
すべてを言ってしまえば、何も考えずに行動する人間が増えていくだけ
だと思います。企業を経営する以上、一人では何も出来ないことは、
痛感しているので、いかに現有戦力が成長するかによって企業の
趨勢が決まってくると思っています。
また、自分自身の経験からして、すべて指示どおり動くのであれば、
正直、ワークモチベーションが高まりません。大まかなことだけ
伝えて、あとは任せるほうがよほどやる気が出ると思います。
② 原点を確認する
人に物事を伝えたり、頼んだりする時に、よく各論になって、もともと
なにを意図しているのかを忘れてしまうことが多々あります。
私は最もこの点を注意して、人に物事をお願いしています。
事業をする中で「儲かる」話はたくさんありますが、「理念」に
即しているかどうかが最も重要視すべきポイントです。
各論ばかりつめていってもそれが、本来の意図するところから離れて
しまえば、それは全くの無意味なこととなってしまいます。
③ トップから教えない
うちの会社も小さいながら、私自身企業のトップです。
創業者かつ企業経営者であり、その影響力は会社内においては
ダントツの影響力があるはずです。
これも私自身の経験からなのですが、企業のトップが直接、
従業員に声をかけることは、トップが思っている以上に
プレッシャーになってしまいます。それがどんなに些細なことでも
やはり一従業員にとっては、すごく影響力を持ちます。
トップはモチベーションアップにつながると思い込みがちですが、
企業トップの顔さえ見えていれば、企業はうまく理念浸透するはず
だと考えています。そういう意味ではうちの会社には、
番頭といえる取締役がいるので、彼にすべてを任しています。
企業経営は難しいですね。本当に最近そのように感じます。
次のテーマは「インターンシップ制度の企業にとってのメリット」です。
最近はインターンシップ生の受け入れに多大な貢献をしてくれている
事業責任者の北見さんに聞いてみたいと思います!